ビデオ撮影の基本


はじめに
テーマを決める 
ストーリーを考える
ビデオカメラの構え方
     カメラは基本的には三脚を使用することが基本です。 三脚を使わずにカメラを振り回して撮影しているのをよく見かけます。 振り回して撮影された映像は見る人を疲れさせます。 しかし、場所や状況によって、どうしても手持ち撮影になることがあります。 その場合には、構え方が重要になります。 基本的には肘を脇にしっかり固定することです。 また、片手でのみで撮るのではなく、左手を添えて撮影しましょう。 液晶ディスプレイ付きビデオカメラの場合も同様にすれば良いでしょう。

方向性
     方向、例えば、話す人と聞く人、マラソンや駅伝などは、 走る方向を決めて撮影します。 撮影している本人は分かっているつもりでも、他人に映像を見せる場合、 右に行ったり左に行ったりという映像が連続する場合、不自然に思えます。 やむを得ず方向を変えなければならない時は、 足のアップや景色などをインサートして撮影します。

サイズ
     被写体のサイズはなるべく固定で、ロング、ミディアム、アップと、 はっきりとした撮影をしましょう。よく見られるのがズームの動きっぱなしです。 ズームアップしたと思えば直ぐにズームバックし、 すぐズームアップというのが多いようです。 あるいは、近づいてくる被写体になぜかズームアップして、 近づいたら画面からはみ出るので今度はズームバックするというのもよく見かけます。 近づいてくるものを撮影する場合は、最初にアップにしておき、 徐々にズームバックしましまょう。 近づいてくるものにズームアップする必要はありません。 まず、ズームレバーに指を乗せっぱなしというのを やめましょう
     文字などの撮影はできるだけ固定して撮影します。 どうしてもパンやズームが必要な場合は、3〜5秒程度固定撮影してから パンやズームします。ズームした後も5秒程度固定します。特に、パンは、あらかじめ、2分の1とか、4分の1など、分割して撮影すると良いでしょう。

水平と垂直
     よく水平を合わせると言葉を耳にます。三脚では水準器で合わせることができるでしょう。 しかし画面上で見ると、本来水平なものでも、斜めに見れば水平には見えません。 そう考えると「水平」を合わせるのは困難です。そこで、水平なものに合わせるのではなく、 例えば建物や電柱などの垂直な物を見て、それが垂直に見えるように合わせましょう。 垂直なものは斜めから見てもやはり垂直です。

順光と逆光
     太陽や照明を背に向けて順光で撮影することを心がけましょう。 特に人物などを逆光で撮影すると顔が真っ黒になってしまいます。 光りの強い窓の内側などで撮影しなければならない場合は、 逆光補正するか、アイリスをマニュアルにして被写体に合わせましょう。 窓の外の風景も必要な場合は照明を当てます。
     逆光は使い方によっては非常に効果的な映像も撮影できます。 また、逆光の方が美しく見えるものもあります。 これらを研究して理解できたら、逆光の美しさも撮影してみましょう。

自分のカメラの特性を知る
     最後に、自分の手にしたカメラの特性を良く知ることです。性能のことではありません。 どういう撮り方をすればどのように写るか、など、 カメラには機種によってそれぞれの特徴があります。 レンズの特性、色や輝度の特性など、カメラの個性・癖のようなものです。 それを理解して、時にはフルオートに任せるのではなく、 部分的にマニュアル撮影することも必要です。
     例えば、暗いステージを撮影する場合、オートフォーカスではピントが勝手にずれてしまうことがよくあります。 この場合でも、マニュアルフォーカスにして、ステージのメイン部分にピントを合わせておくと、安定した撮影ができます。