編集の基本的な考え方
<誰に見せるのか>
ビデオ作品を人に見せるための最終的な作業が編集です。そのためには、まず誰に見せるのかを考えることです。その対象によって、編集の内容が変わってくるからです。
同じテーマであっても、見せる対象が異なると編集も変わってきます。
たとえば子供を撮影したビデオがあるとします。家族が見るのか、親戚が見るのか、他人が見るのか。
家族が見るのであれば1時間でも2時間でも構わないでしょうが、他人に人の子供を1時間も見せられたら、たまったものではありません。
会社の内部の撮影をしたビデオがあるとします。そのビデオを部内の人に見せるのか、部外の人に見せるのか。
それによって説明の内容や時間まで変わってきます。
取材するときに、分からなかったことがあったら、それはビデオを見る人も分からないと考えるべきで、
自分は取材中に聞いて知っているからと、編集で説明がなかったりすると、意味が伝わらないこともあります。
編集する時には、まず誰に見せるのかを考えて編集しましょう。
<タブーを避ける>
撮影と同様、編集にもタブーがあります。 |